天女の羽衣とは、世界各国に存在する「羽衣伝説」に登場する天女の羽衣の事を指しています。
日本の羽衣伝説で天女が着ていた羽衣は天へ帰るための天界の宝具でありました。
天女が水浴びをしているときに脱いでいた羽衣を隠されるところから物語は始まるのが多いです。
空を自由自在に飛べるだけでなく、天界に上ることもできる。
天女になるための道具であると予想します。
妖精の羽衣
素材・作り方共に不明です。
天界で作られた不思議な素材であることは予想できます。
日本の少女漫画作品「妖しのセレス」にて登場する羽衣は「マナ」と呼ばれるもので出来ていました。
天女の羽衣とは、世界各国に存在する「羽衣伝説」に登場する天女の羽衣の事を指しています。
日本の羽衣伝説で天女が着ていた羽衣は天へ帰るための天界の宝具でありました。
天女が水浴びをしているときに脱いでいた羽衣を隠されるところから物語は始まるのが多いです。
羽衣伝説とは、世界各国で語られる伝説の一つであります。国や地域によっては話の内容が若干違いますが、
目立った共通点としては二つあげられます。
1.羽衣を纏った天女
2.天女をどうしても娶りたい男
の二人が登場しています。
日本最古のものは「風土記逸文」にて残っています。この伝説が日本各地へと渡り、現在まで語り継がれています。
天女とは、主に日本、中国、インドの国で伝説の存在として知られています。
天界に住むとされており、神に仕える宮女の総称であります。
羽衣によって空を飛べること以外は人と大きく変わるところは容姿端麗なだけです。
しかし、奄美大島に伝わる天女は小雨を降らしたり、男性の命を奪う不思議な力を持つとされており、
死神として語られることもあるそうです。
風土記逸文とは、5つあります。
1.出雲国風土記
2.播磨国風土記
3.肥前国風土記
4.常陸国風土記
5.豊後国風土記
これらは基本、記すべき内容として
都郷の名・産物・土地の肥沃状態・地名の起源・伝えられている旧聞異事
が記されており、これらの風土記の中に羽衣伝説が各地で見られています。
天女の羽衣が描かれる羽衣伝説についてお話していきます。
昔々、若者が仕事で使ったクワや鎌をとてもきれいな湖水で洗ったりしていました。
そんなある日のこといつものように若者が湖水に行くと、綺麗な女の人が水浴びをしていました。
近くの木の枝に見たこともない美しい着物がかけられていました。
あまりの美しさに若者は木の枝にかけられていた着物を取ると、
家の中に持っていき隠してしまいました。
そして若者は湖水に戻ると着物がなくて困っているあの綺麗な女に声をかけます。
「どうしたんですか?」
「木の枝にかけておいた着物が無くなっているの」
「それでしたら家の近くにありますから一緒に行きましょう。着物を貸してあげますので」
実はこの女、天女だったのです。
着物と思われたものは羽衣で天に帰ることが出来なくなったので若者と結婚することになります。
しばらくして天女は男の子と女の子二人の子供を産みます。
ある日、天女の子供たちが歌っている子守歌を聞いて無くしたはずの羽衣が
家に隠されていることが分かった天女は「行かないで」と叫ぶ子供たちに心を残しながらも
天へと帰ったそうです。
子供たちは王様になったり、立派な権力者の妻になったりして幸せに暮らしましたとさ。
ことらが一般的に語られる羽衣伝説でした。
他の国では天女と娘が一緒に帰り、男を一人にする結末がある物語もあります。
風の属性や聖の属性を持つといわれています
アニメ
「妖しのセレス」は天女を題材にした少女漫画でTV放送もされています。
この物語に登場する「羽衣」は物語のカギを握っています。
主人公の御景妖はセレスという天女の生まれ変わりでセレスが人格として現れます。
そのセレスは羽衣を取り戻すために御景妖に現れます。
羽衣は「マナ」というものからできているらしくそれは神秘的な力の概念を指す言葉だそうです。
ゲーム
android/ios「ラングリッサーモバイル」にて装備品として天女の羽衣が登場しています。
魔法使いやヒーラーにとっては最強装備にランクインするほどの防具です。
「戦国basara3」にも登場していますが
見た目は確認できませんでした。装備などを作るための資源で登場するらしいです。
取得の条件がかなり厳しいとの事です。