北欧神話に登場するウルの弓。
狩猟、弓術、スキー、決闘の神。イチイの谷(ユーダリル)に住み、櫟(イチイ)の木で作られたのでイチイの弓とされている。
ファイアーエムブレム聖戦の系譜では圧倒的な攻撃力を誇り、一撃の威力は計り知れない。
またキャラクターのスキル「突撃」と合わせればイチイバルの乱撃ができ、チート級の攻撃ができる。 魔弓イチイバルはアームドギアがクロスボウ、5本の矢が扇状に放たれ敵を追尾する。
またガトリングガンやミサイルに用途に合わせ変化でき飛び道具による強力な攻撃が可能なため、戦闘ではかなりの飛行型や大群のノイズ相手には高い戦果を発揮している。
ウルの弓
イチイバル(ファイアーエムブレム聖戦の系譜オリジナル)
櫟(イチイ)の木、狩猟神ウルの弓の欠片。
櫟(イチイ)は常用針葉樹で1年中緑の葉を付ける。
真っ直ぐに伸びる幹と綺麗な円錐形を保つ樹姿が美しい。イチイの樹皮は赤褐色で古くなると長方形状に剥離する。
耐陰性、耐寒性があり、日本では中部地方や北の地域でよく生垣や、庭木に用いられる。
東北北部と北海道では玉串や神事に用いられ神社の境内にも植えられる。
木材としては硬い素材のわりには加工しやすく、光沢があり美しいという特徴がある。また弾力性もあることからアイヌでは狩猟用の弓を作る材料として使われた。
他にも工芸品や机の天板、スキー板などに使われる。
果実は赤く甘いので食用に使われたり焼酎漬けにした果実酒が作られる。種子は毒があるので誤って飲み込めば痙攣、呼吸困難を起こし最悪の場合、死に至る。
この毒は果実以外の葉や幹全体に含まれる。葉はかつて糖尿病の民間薬として利用例があるが 薬効の根拠はなく有毒である。
イチイバルとは北欧神話のウルに基づいている。
狩猟、弓術、スキー、決闘の神。イチイの谷(ユーダリル)に住み、櫟(イチイ)の木で作られたイチイの弓。
イチイは弓やスキーの材料であり、ルーン文字・エイワズで表される。
イチイバルの語源は櫟(イチイ)の木の木材を使われている弓、イチイの弓である、またウルがイチイの谷(ユーダリル)に住んでいるためのイチイ。
古代の弩弓(バリスタ)からバルを取り、イチイバルと造語をファイアーエムブレム聖戦の系譜のスタッフが作ったとされる。
北欧神話では、1本の矢を射る力で10本の矢が放てたという。
ウルは「デンマーク人の事績」では“オルレス”という名前で登場する。
「デンマーク人の事績」でウルが追われて行ったスウェーデンのウップランドを中心とする地方および、ノルウェー南東部にウルに由来する地名が多く残されていることから崇拝されていた神だとわかる。
裏付けとして「ウルとあらゆる神々の恩恵を受ける」という表現がある。
また自分と同じ弓とスキーが得意な女巨人“スカジ”と彼女の父が遺した舘「トリムヘイム」で一緒に暮らしたとの伝承が残っている。
北欧神話以外にもケルト神話の悲劇のヒロイン“ディアドラ”に登場する。
“ノイシュ”という男性に恋をするが国王コノールの策略により殺されてしまう。
その後、国王の仕打ちに耐えかねて自害。ディアドラの墓からイチイの木が生え街を覆う。
またノイシュの墓からもイチイの木が生えており2つの木が枝を絡め、引き離せなくなったという。
またギリシャ神話では多くの神話で死と再生の象徴とされている。
復習の女神エリュニスはイチイの毒で復習をしていたと伝えられている。
イチイバルの語源とされているイチイの木は別名アララギ。
北海道や北東北地方ではオンコ、アイヌ語ではクネニと呼ばれる。アイヌ語のクネニは「弓の木」という意味がある。
イチイの実は赤く甘い果実を実らせるが種子に毒があるため注意が必要。
この毒は果実以外の葉や植物全体に含まれる。
またフォースティーンゴールのイチイと呼ばれているイギリス最古のイチイの木がある。
スコットランドにあるヨーロッパイチイの古木、樹齢は1500~3000年。地元の伝説では、イエス・キリストを裁いたピラトがこの木の陰で生まれ子供の頃にそこで遊んでいたという。
イチイの木のイチイはかつて冠位十二階で最も高い位階である正一位にあたいする人が使用するシャクを作っていたため、正一位から「イチイ」となった説と、イチイの木が他の木よりもはるかに緋色であったため1番の緋色から「一緋」となった2つの説がある。
無属性
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