ロンギヌスとは?登場神話、持ち主や武器にまつわる伝説・逸話を紹介|GOD WEAPONS-伝説武具擬人化図鑑-

ロンギヌス

光属性

種類

名前ロンギヌス

所持者ロンギヌス

登場神話ピラト行伝

属性光属性

武器制作者トバル・カイン

神殺しの槍

ロンギヌスとは、アダムとイブの長男であるカインの血を引く

鍛冶師トバル・カインが天より降って来た金属で作ったとされる槍です。

神話では、磔(はりつけ)にされたイエス・キリストの死を確認する為に

盲目の兵士が脇腹を刺した時に使われた槍がその兵士の名前からロンギヌスの槍とされているそうです。

必勝のまじない

ロンギヌスの槍の所持者は必ず勝利をする事が出来るそうです。

しかし、一度槍を手放すと所持者は滅びの道を辿ることになるとされています。

アーサー王物語に登場するロンの槍はロンギヌスの槍と俗説では同一視されています。

ロンの槍は決して癒えない傷をつける事と、どんな傷も癒すことが出来る能力を持っています。

異名

聖ロンギヌス

聖遺物

暗殺者

聖槍

素材、作り方

素材・作り方共に不明です。

アダムとイブの長男であるカインの血を引く

鍛冶師トバル・カインが天より降って来た金属で作ったとされる槍とまでは記されています。

 

 

 

ロンギヌスの総合力

- ロンギヌスとは -

ロンギヌスとは、アダムとイブの長男であるカインの血を引く

鍛冶師トバル・カインが天より降って来た金属で作ったとされる槍です。

神話では、磔(はりつけ)にされたイエス・キリストの死を確認する為に

盲目の兵士が脇腹を刺した時に使われた槍がその兵士の名前からロンギヌスの槍とされているそうです。

 

イエスキリストを刺した槍としてロンギヌスは「神殺しの槍」とも言われていたり、

磔(はりつけ)にされ一度死んだイエス・キリストはその後、復活という「奇蹟」を起こします。

そのことにより力や復活を与える槍として知られて行きました。

イエス・キリストとは、キリスト教において、三位一体の教義の元、神の子が受肉して人になったとされる、

真の神、真の人である救い主として多くの人間の信仰の対象になっています。

 

諸説ありますがイエスの脇腹を刺したローマの兵士とは、

名をロンギヌスとされており、そこからロンギヌスの槍と言われてきたのだと考えます。

 

ゴルゴタの丘とは、新約聖書に記されているイエス・キリストが十字架に磔(はりつけ)にされた

場所の事を指しています。ゴルゴタの丘は現代のイスラエルにあるエルサレムという都市であります。

 

ロンの槍とは、アーサー王物語のアーサー王最後の戦いで描かれた名槍であります。

アーサー王が使う有名なエクスカリバーを差し置いてこのロンの槍で最後の敵を倒しています。

ロンギヌスの槍と同一視をされていますが、確証はありません。

 

イエス・キリストの磔刑とは、

- ロンギヌスの逸話や伝説 -

神話ではロンギヌスの槍は戦いなどで使われるシーンもなく、

ただ磔(はりつけ)にされたイエス・キリストの死を確認するために使われた槍なのです。

刺した場所は左わき腹とされています。

ロンギヌスと呼ばれる兵士はイエス・キリストを刺した瞬間から様々な奇跡を体験します。

 

1.天より降って来た不思議な金属で出来た槍は今まで欠けることのかったのに

イエス・キリストを刺した瞬間欠けます。

2.目の不自由(盲目)だったロンギヌスを持った兵士は

イエス・キリストを刺した瞬間視力を取り戻します。

3.その後彼は改心して洗礼を受けるそうです。

 

ロンギヌスの神話や逸話については諸説あります。

例えば福音書にはロンギヌスという名の兵士は乗っていない事や

何本もロンギヌスの槍とされるものがありどれが本物か現在でもわかっていないそうです。

ロンギヌスという兵士の名前が記されているのは新約聖書ではなく外典である「ピラト行伝(ニコデモの福音)」

にて見つけられる。正典である4つの福音書には記されていないそうなので様々な説が重なって現在に

伝わっていると考えます。

 

なぜイエス・キリストは磔(はりつけ)の刑にされたのか、

それはイエス・キリストがエルサレム神殿のユダヤ教体制について批判をしたことで

それを良く思わないユダヤ人の指導者は死刑に出来る権限を持たない為、

権限を持つローマ帝国に犯罪者として渡される。

その後、公開処刑が当時極めて残忍性が高い磔(はりつけ)の刑にされてしまいますが

磔(はりつけ)の窒息死を待たずに死んでいたとされています。

ロンギヌスの槍は本当にイエス・キリストが死んでいるかを確認するために刺したただの槍だった可能性が高いと思われます。

 

ロンギヌスの槍は所有するものに勝利を与えると言われています。

ただし、一度所有したものが槍を手放すとそのものは滅びると言われています。

アドルフ・ヒトラーはロンギヌスの槍に魅入られれて野望に走ったと言われています。

最後はロンギヌスの槍をアメリカ軍に奪われてしまいその後すぐに死亡したとされる説もあるそうです。

- ロンギヌスの属性 -

聖属性

- 登場アニメ・登場ゲーム -

アニメ

「新世紀エヴァンゲリオン」にてリリスの胸部に刺さっていた大きくて真っ赤な螺旋がかかっている槍が

ロンギヌスの槍として描かれています。アンチATフィールドを発生させることが出来るので

相手のATフィールドを無効化してしまうことが出来ます。使途を殺すことのできる武器です。

神々の武器として槍はやはり最強の武器です。新世紀エヴァンゲリオンでも神々のお話は出てくるので

神話の武器を知って見てみると違った面白さに気付くかもしれません。

 

漫画

「聖☆おにいさん」にてロンギヌスのメスとロンギヌスのバキュームとして登場しております。

主人公であるイエスは歯医者さんの握るメスに血をかけてしまいます。

そのメスは「ロンギヌスのメス」として生まれ変わり、握っていた先生もブラックジャックの様になってしまいます。

「ロンギヌスのバキューム」は助手さんが持っていたバキュームにもかかり変身しました。

 

登場ゲーム

「ファイナルファンタジーシリーズ」ロンギヌスの名前で武器が登場しています。

ファイナルファンタジーでは神話にでてくる武器が多く登場しますので気になる方はぜひプレイしてみてください。

 

「ペルソナ2 罪」にて登場するヒトラーがオリジナルのロンギヌスを持って登場します。

元ネタを知っている方は笑えるかもしれませんね。

その他の槍・戟の神武器