アラジンの指輪とは、ディズニーの映画などでは描かれていない原作にのみ登場する
こすると魔神が出てくる指輪とされています。一般的にはランプの魔神だけだと思われていますが
本来は存在していた二人目の魔神です。アラジンの手伝いをしてくれます。
指輪をこすると現れる魔神は呼び出した主の命令を何でも叶えてくれます。
回数制限もなく、作中では断るシーンは無かったのでお願い事次第ではどんな状況も作り出すことが出来ると思います。
ディズニーで描かれたランプの精は願い事は三回までしか叶えてくれないので原作の魔神は恐ろしいです。
魔法の指輪
指輪の精
指輪の魔神
指輪の素材・作り方は物語では語られておらず不明です。
アラジンが魔法使いよりランプを拾ってくるように頼まれる前にお守りとして渡されたのがこの指輪でした。
ランプと同じく魔神が出るので同じような魔法で作られたのではないかと考えられます。
アラジンの指輪とは、ディズニーの映画などでは描かれていない原作にのみ登場する
こすると魔神が出てくる指輪とされています。一般的にはランプの魔神だけだと思われていますが
本来は存在していた二人目の魔神です。アラジンの手伝いをしてくれます。
指輪をアラジンに与えた魔法使いとは、マグリブ出身のアラジンの叔父を騙りいきなり現れて声をかけ、
アラジンに洞窟の中にあるランプを取りに行かせた人物です。後に世界の果てに追い出されてしまいます。
アラジンと魔法のランプとは、ペルシアを舞台にした「アラビアン・ナイト(千夜一夜物語)」という説話集にて最も
有名な物語の一つです。第731夜から第774夜までの44回にて描かれた長編ストーリーです。
ランプの精とは、原作では指輪の魔神とあまり違いがわからない存在なので
ディズニーが出した映画「アラジン」に登場するランプの精はもしかしたら指輪の精だった可能性もあると思います。
原作に登場するアラジンの指輪にまつわるお話をお伝えしていきます。
昔々、アラジンという少年の元に叔父を名乗る魔法使いがアラジンの前にいきなり現れます。
その男は「ついてくるんだ、不思議なものを見せてやる」と言って
町を離れ開けたところに来ると、男は呪文を唱えました。
すると大きな洞窟が地面に現れます。
「洞窟の奥からランプを取ってくるんだ」とアラジンに伝えると魔法使いは指輪をアラジンに渡します。
「お守りとして渡しておく」アラジンは洞窟の中を歩き始めます。
洞窟内はやがて大きく美しい庭があり色とりどりの実をつけた木がなっています。
よく見ると実ではなく宝石です。
アラジンは母へのお土産にたくさん袋に詰めます。
その重みで洞窟を出ることが難しくなり苦戦します。叔父を名乗る男は待ちくたびれ、
怒って洞窟の入り口を閉めてしまいます。アラジンは困り果てていると
思わずこすった指輪から魔神が出てきて言います。
「私は指輪の魔神です。ご用件は何でしょう?」
アラジンは「家に帰りたいんだ」と言いました。
指輪の魔神はすぐさまアラジンを母のいる家に帰してしまいます。
その後は、拾ってきていたランプからも魔神が出てきてなんでも願いを叶えてくれます。
アラジンは王女に恋をします。ランプの魔神に助けてもらい結婚することになります。
二人は幸せに暮らしていました。
しかしそれを知った魔法使いはランプを手に入れるために王女を騙してランプを別のものとすり替えます。
そして魔法使いはランプの力で王女を遠くへ飛ばしてしまいます。
アラジンは王女を行方不明にした罰で捕らえられてしまいます。
アラジンは首を切られる前に「40日待って頂きたいです!」といい王女様を探しに行きます。
アラジンはたくさん探しましたが見つからずとうとう疲れ果ててしまいます。
その時にたまたま指輪をこすって現れた魔神をみてこう言います。
「指輪の精よ!すっかり忘れていた!姫様の元に案内してくれ」
「お任せください」
王女を助け出した後、アラジンは魔法使いからランプを取り返して
この世の果てに魔法使いを追い出します。
こうして二人は幸せに暮らしました。というエンディングを迎えます。
闇属性
アニメ
ランプの精はディズニーの「アラジン」にて活躍、人気ですが指輪の精が登場する
アニメは不明です。
ゲーム
android・ios「リボルバーズエイト」にて指輪の魔神が登場しています。
ランプの魔神より働いているのに知名度が低いことがコンプレックスの憎めない存在として描かれています。
ランプの魔神はイメージ通りに比べて指輪の魔神はイケメンです。