ブリーシンガメンとは？登場神話、持ち主や武器にまつわる伝説・逸話を紹介|GOD WEAPONS-伝説武具擬人化図鑑-
炎属性
ブリ―シンガメンとは、北欧神話に登場するヴァン神族の女神フレイヤが所持したとされている伝説の首飾りです。
ブリ―シンガは炎を、メンは装飾を意味する言葉だそうです。フレイヤが一目ぼれをした首飾りとして知られており、
この首飾りを手に入れるためにフレイヤはいかなる手段も問わないとする性格を表す逸話が北欧神話にあります。
北欧神話ではどのような効果、能力があるかは記されていませんでした。
ゲームなどの作品に登場するブリーシンガメンはバリアの効果やHP(ヒットポイント)を上昇させる能力がありました。
アニメ「とある魔術の禁書目録」でブリーシンガメンは術式でそれを使用する為の道具として登場しています。
ブリーシンガメンのような黄金の鎖はちぎったり、砕いたりと変幻自在であります。
燃える首飾り
フレイヤの首飾り
ブリーシンガルの首飾り
ブリーシングの首飾り
素材・作り方は不明であります。
土精(ドワーフ)が作ったとされることは確認できます。
また文献によると見た目は黄金であるとも炎のようであるとも、また海のような石であるとも言われます。
ゲームなどでは魔獣の骨や魔法の革を使い、ブリーシンガメンを作成出来るものがあります。
ブリ―シンガメンとは、北欧神話に登場するヴァン神族の女神フレイヤが所持したとされている伝説の首飾りです。
ブリ―シンガは炎を、メンは装飾を意味する言葉だそうです。フレイヤが一目ぼれをした首飾りとして知られており、
この首飾りを手に入れるためにフレイヤはいかなる手段も問わないとする性格を表す逸話が北欧神話にあります。
フレイヤとは、北欧神話におけるオーディンの公然の愛人であり、女神の１柱であります。
愛と美の女神として語られており性に対して奔放な性格をしており、父であるニョルズや兄フレイとも肉体関係がありました。
ドワーフや巨人からは身代金の代わりにフレイヤの体を要求されるほどの美の象徴であったとされています。
ブリ―シンガメンを使い、武器や魔法に使用したとする文献は記されていませんでした。
四人の（土精）ドワーフとは、オーディンの王宮の近くにある洞窟で鍛冶をしている職人たちであります。
アールヴリッグ、ドヴァリン、ベルリング、グレールと呼ばれる土精（ドワーフ）がブリ―シンガメンと呼ばれる
首飾りを作成していたところをフレイヤに見られ、フレイヤに首飾り（ブリ―シンガメン）を与える代わりに
フレイヤとの肉体関係を報奨金代わりにお願いしました。
ソルリの話とは、14世紀後半に二人のキリスト教司祭によって記された物語であります。
このソルリの話の中にフレイヤがいかにして首飾りを入手したか、どのような結末を迎えたかが記されています。
またフレイヤからロキがブリ―シンガメンを盗み出す話もあり、フレイヤを重要視して記された物語であります。
愛と美の女神フレイヤがどうしても欲しがったブリ―シンガメンにまつわるお話です。
ブリ―シンガメンは炎の様に煌めく宝石、美しき海のような宝石として女神フレイヤをも虜にしてしまう宝石であります。
フレイヤは主神オーディンの最も愛された愛人でありとても気に入られていました。
ある日オーディンの王宮の近くにある洞窟をフレイヤが通りがかった時の事であります。
洞窟の表が開いていたので興味本位で中の方に足を踏み入れてしまうフレイヤが目にしたのは
腕利きの鍛冶職人である4人の土精（ドワーフ）でした。
彼らがその時作っていた黄金の首飾りがフレイヤの目を奪います。
首飾りから目が離せなくなったフレイヤはどうしても手に入れたくなり、ドワーフ達に買取を申し出ました。
それを受けたドワーフ達はフレイヤの熱烈な要求に邪念を催し、金品ではなくフレイヤの体を要求しました。
フレイヤは首飾りがどうしても欲しいためにその要求に応えてしまいます。
この時の欲に負けたフレイヤをいたずら好きのロキは見ており、その事をオーディンに報告しました。
オーディンはロキから話を聞くとすぐに怒り、ロキにブリ―シンガメンをフレイヤから盗み出すように命じます。
その後オーディンは首飾りを探すフレイヤにブリ―シンガメンを突き付けて真意を問います。
フレイヤは怒るオーディンに対して浮気を白状し、反省の為の仕事をオーディンより命じられます。
人間界の王を永遠に争わせる仕事を命じられたフレイヤはそれをこなしました。
その反省した様子を見てオーディンは争わせることがうまくいった時にフレイヤにブリ―シンガメンを返したそうです。
フレイヤがどうしても欲しがった宝石・首飾りはドワーフが作った魔法のアイテムであると
考えられます。どのような効果があるのかは不明ですが、神をも魅了する美しさを兼ね備えていたことは確かであります。
火属性
アニメ
「とある魔術の禁書目録」にて登場するグレムリンのメンバーで魔術師てあるフレイヤが所持する術式、
または宝石の付いた鎖がブリーシンガメンとされています。
ブリーシンガメンに付いた宝石を変化させて仔を産む魔術を作り出します。
フレイヤはお腹にいる胎児に意識を取られておりその子供がブリーシンガメンの術式を発動させています。
ゲーム
「英雄*戦姫」にてブリーシンガメンが宝飾品として登場しています。
能力はバリアの効果と魔法と物理に対しての防御に補正がかかります。
素材は骨と革で作られるので黄金ではないかもしれません。
「聖剣伝説」にてブリーシンガメンがクラスチェンジアイテムとして登場しています。
またアイテムとして使用するとパーティーの攻撃力をあげる能力を持っています。
