カーバンクルの宝石とは、カーバンクルと呼ばれる正体不明の生物でUMA(未確認生物)の一種とされている
額に付いたガーネットのような宝石の事を指しています。
カーバンクルが語られたのは16世紀にスペイン人僧侶センテネラが著した書物「アルゼンチナ」にて登場しております。
カーバンクルの宝石を手に入れたものは富と名声を手に入れることが出来ると言われています。
ゲームなどでは魔法反射の力を持つ召喚獣などで登場したりしています。
明確な姿、形が不明な為、幻影が得意とされることがあります。
小さな石炭
宝獣
素材や作り方は不明です。
伝説上の生き物であるカーバンクルの額に付いたザクロ石のようなものを指します。
ルビーやガーネットの事を指す言葉としても用いられるのでそれらが付いた生物なのかもしれません。
カーバンクルの宝石とは、カーバンクルと呼ばれる正体不明の生物でUMA(未確認生物)の一種とされている
額に付いたガーネットのような宝石の事を指しています。
カーバンクルが語られたのは16世紀にスペイン人僧侶センテネラが著した書物「アルゼンチナ」にて登場しております。
特徴としては「燃える石炭のごとく輝く鏡を頭にのせた小さな動物」とされていて爬虫類なのか、
哺乳類なのか、鳥類なのか等の情報は無い為、ゲームや本などの作品に登場するカーバンクルの見た目は
創造されているものであります。
名前の由来は、カーバンクルはセンテネラが南アメリカにあるパラグアイというところで
目撃されたUMA (未確認生物)であります。アルゼンチナが著されてからカーバンクルを記した民間伝承には
サルやリスに見た目が近く、額、または頭のなかにガーネット(ザクロ石)のようなものが付いていたと言われています。
そしてその民間伝承にはカーバンクルの額の宝石を取る事ができきれば、巨額の富と名声が手に入るとされており、
多くの探検家がカーバンクルを探しに挑みましたが結局見つけることが出来なかった幻の生物です。
センテネラが著作の「アルゼンチナ」を読んだスペインの探検家フェルナンデスは
カーバンクルが見つからないためにこう考えます。「額ではなく頭の中、脳の中にあるのではないか?」
そして「カーバンクルはドラゴンではないか?」と考えたそうです。
ただしセンテネラ著作の「アルゼンチナ」には小さな動物と記されていたため
この考察も外れている可能性が高いです。
しかし、この話のせいかはわかりませんがゲームや漫画等で登場するカーバンクルに
ワイバーンと呼ばれる額に赤い宝石が付いているドラゴンのような生物として描かれている作品もあります。
カーバンクルが記された「アルゼンチナ」を著したセンテネラ以降は誰も発見されていないため
姿形、能力は創作において自由度の高い生物であります。
人気ゲームに登場以降、知名度が高まってきましたが、唯一語られている特徴である
額に赤く燃える鏡のような宝石が付いていればカーバンクルとして登場させても
何ら違和感はありません。
額に赤い宝石が付いた動物でおなじみのカーバンクルについてのお話です。
カーバンクルは赤い宝石、柘榴(ザクロ)石を指す英語で、ラテン語のカルブンクルス(carbunculus)
が語源とされています。「燃える石炭」「小さな石炭」という意味を持ちます。
センテネラが著した「アルゼンチナ」にも記述されている「燃える石炭のごとく輝く鏡」という
特徴と意味がほとんど同じであります。
翻訳をした方がもしかするとラテン語に詳しくて
「カーバンクルのごとく輝く鏡」のところを見て「燃える石炭?」となったかもしれません。
探検家がたくさん探したカーバンクルはもしかしたら本当に存在していて私たちのすぐ近くにいるかもしれません。
しかし額の宝石の力により幻影を作りだし私たちの目から逃れて生きていると記されている民間伝承もあります。
赤い宝石と言えばルビーを思い浮かべます。そのぐらい私たちには広く浸透した宝石ですが
古代の人にとってはガーネットが赤い宝石なのです。
ガーネットはルビーに比べると柔らかく細やかなカッティングは出来ません。
しかしカーバンクルが額に付けた宝石はガーネットと比べると恐ろしく輝きが違う宝石であると
民間伝承では伝えられたりとしたため多くの探検家がパラグアイでカーバンクルを探したとされています。
ほとんどが謎に包まれたUMA(未発見生物)であるカーバンクルですが、
創作作品によって能力の違いが少しありますが、カーバンクルと言えばとされている能力がいくつかあります。
名の由来になった宝石、ガーネットにちなんだ能力で「傷除け」つまりは病気やけがを直すのを早めるまたは無効にする
守護の力を要する傾向があります。
ですので能力に「バリア」「薬の材料」「守護の力」などと言われる能力を持っていたりします。
もう一つは「幻影スキル」であります。未だに見つかっていない生物であるために
持っているだろうと考えられる能力の一つです。姿を消すことや、回避能力が上がったり、見た目が
すばしっこい小動物であったりとする傾向があります。
最後に探検家の勘違いにより生まれたドラゴンタイプのカーバンクルです。
最初はかわいい見た目ですが怒らせるとドラゴンに化けることが出来る能力を持っていたりする傾向があります。
ガーネットはかの有名なユダヤのノアの箱舟に登場する光を放つ石として登場しており
洪水からノアを助けたのは光を放つガーネットのおかげであると記されている文献もあります。
勝利の意味を持つガーネットを額に付けたカーバンクルは勝利に向かって案内する
聖獣だったのかもしれませんね。
火属性
アニメ
「遊戯王GX」にてヨハン・アンデルセンの相棒として登場するモンスターに「宝玉獣ルビーカーバンクル」がいます。
青色の体に赤色の瞳としっぽの先にもルビー色の宝玉を付けたモンスターでキュートな印象です。
漫画
カーバンクルというタイトルの漫画が作者ジュダル(JUDAL)で刊行されています。
額に宝石の着いた少年(種族は人)が主人公です。
ゲーム
「ぷよぷよ」にカーバンクルが登場しています。
うさぎ耳が付いた一頭身でカレーとらっきょが大好きとされています。
額には「ルベルクラク」という宝石が付いており、ビームを討つことが出来ます。
「ファイナルファンタジーシリーズ」に緑色の召喚獣としてカーバンクルが登場しています。
主に「ルビーの光」を使い、魔法反射の効果でダメージを与えます。
同じファイナルファンタジーでもシリーズの違いで容姿が変わっていたり、回復役になったりとしています。
そのかわいらしさからファンの間では「カー君」と呼ばれているそうです。
「グランブルファンタジー」にてカーバンクルと呼ばれるキャラが登場しています。