リングリウムとは？登場神話、持ち主や武器にまつわる伝説・逸話を紹介|GOD WEAPONS-伝説武具擬人化図鑑-
地属性
リングリウムとは、中世ヨーロッパにおける錬金術を使い生み出されていたとされる宝石の一つであります。
オオヤマネコの尿を使い作られるそうですが非常に透明で冷たい石であるとされています。
宝石とされていますが、違う文献には魔法であると記されているものもあります。
神話上では医療特性を持つとされており、膀胱内の石を砕いたり、
黄疸を和らげるといった効果があったと考えらたそうです。
この宝石は医療特性だけでなく金属等の物体を強く引き寄せる力があると記されています。
オオヤマネコの尿
琥珀
ギリシア神話上のオオヤマネコがする尿（雄がする尿が品質が高い）が宝石になったとされています。
尿からできるとあって見た目は黄色の宝石だとされています。琥珀の可能性もあります。
作り方の詳しいことはわかりませんでしたが翻訳されていないか、文献が残されていないかの可能性があります。
リングリウムとは、中世ヨーロッパにおける錬金術を使い生み出されていたとされる宝石の一つであります。
オオヤマネコの尿を使い作られるそうですが非常に透明で冷たい石であるとされています。
宝石とされていますが、違う文献には魔法であると記されているものもあります。
リングリウムを最初に言及したとされているのは古代ギリシアの哲学者テオフラストゥス（紀元前372~紀元前287年）
の作品であるとされています。内容は貴石と理論の特性に関する研究を記したとされています。
当時リングリウムはオオヤマネコの尿から作られると信じられており、
特に最高の品質はオスのオオヤマネコの尿であるとされています。
このリングリウムが記された作品はルネサンスでは繰り返し見られ
実際に見たこともないのに宝石商や宝石細工職人たちは客に石について説明したそうです。
実はオオヤマネコの尿、つまりリングリウムを見つけることがまず困難なのです。
オオヤマネコは猫同様に尿やフンを砂に埋める習性を持つためリングリウムを見つけるのは困難なのです。
また尿をしたオオヤマネコではなく別のオオヤマネコが見つければ埋められてしまうので
実際に見つけることはかなり大変だと言われます。
尿が石になるのも時間がかかるとされていましたしかなり貴重な石であるとされていました。
石は琥珀色に透明で、磁気特性を持ちます。しかも非金属体にも作用されます。
わらや葉などの植物材料にも作用すると特に注意して記されています。
様々なものを引き寄せる不思議な素材として錬金術師を初めとして重宝されたと言われています。
オオヤマネコの尿より作られるリングリウムについてのお話です。
リングリウムは中世ヨーロッパにおいて医療特性のある石としても文献に記されていました。
オオヤマネコの石（リングリウム）をしばらく液体（水？）に付けて置きます。
そして石が溶けたその液体は尿結石や黄疸が治る可能性があるとされています。
この石を見ているだけで癒されると主張する文もありました。
医療特性が記されているページには内容がどんどん過激になっていき、
そしてこの石には性別を変えることができる効果もあると示す文も記されていたそうです。
リングリウムはこうした特性から「ジェンダーストーン」の一つとされています。
中世の考えではこうした錬金術の考えがあり石の効果を示す文献に避難を表す者もいたとされています。
あくまで神話であるのにオオヤマネコの縄張りを人間が荒らします。
オオヤマネコは人間に恨みを持つとされており、人間がリングリウムを取ろうとすると
オオヤマネコは口に石を入れて取られないようにするそうです。
人間が石（リングリウム）を好き勝手されるのを良く思わなかったと記されています。
リングリウムは17世紀以降に科学的文献から破棄されます。
テオフラストがリングリウムの事を最初に記した文献は歴史的資料としては価値はありますが、
現代の学者たちからすると祖先の愚かな伝説を記したものの解釈をされています。
過去の人間は尿を飲むことを医療的な行為として
オオヤマネコの尿で出来た石（リングリウム）を大事に扱ったのかもしれませんね。
土属性
リングリウムが登場するアニメ、ゲーム等を確認することが出来ませんでした。
錬金術に関係するゲームやアニメで登場しているかもしれません。
日本では認知度がほとんどなく調べてもリングリウムの名前は出てきません。
海外では映画などで使われているかもしれません。
