化血神刀とは、中国に伝わる神怪小説である「封神演義」にて登場する武器であり宝貝(ぱおぺえ)です。
所持者は余化(よか)と呼ばれる妖怪仙人であります。太公望側の哪吒(ナタ)に一度負けて
余化の師である余元(よげん)の元で作ったとされる猛毒を持つ剣であります。
毒を使って鍛えた剣「化血神刀」で斬られた普通の人間は即死します。
生まれながらに宝具を身に着けていた蓮華の化身である哪吒(ナタ)も一撃で動けなくなったと封神演義にて
記されています。即死の毒だけでなく麻痺の毒で相手の動きを止めることもできる。
余化の宝貝(ぱおぺえ)
詳しい作り方、素材は不明ですが、
毒を使って鍛えた刀だと記されています。
化血神刀とは、中国に伝わる神怪小説である「封神演義」にて登場する武器であり宝貝(ぱおぺえ)です。
所持者は余化(よか)と呼ばれる妖怪仙人であります。太公望側の哪吒(ナタ)に一度負けて
余化の師である余元(よげん)の元で作ったとされる猛毒を持つ剣であります。
余化とは、漫画「封神演義」では主人公である太公望側についている
哪吒(ナタ)の敵(噛ませ役)で登場したモブキャラであります。
神怪小説の封神演義に登場する余化は金鰲島(きんごうとう)の仙人であります。宝具(ぱおぺえ)は「化血神刀」
趙公明、余元(よげん)の弟子です。黄飛虎が造反を起こした際に、汜水関で彼を捕らえます。
その後、哪吒と戦って敗走した。後に周軍が汜水関を攻めた際に、即死毒を仕込んだ化血神刀にて戦った。
封神演義とは、物語は仙人、道士、妖怪、神が大戦争を繰り広げるスケールの大きい作品であります。
文学作品としては価値はあまりありませんが、中国の文化に大きく影響を残した作品だと記されております。
宝具(ぱおぺえ)とは、仙人や道士が持つ武器の事であります。
使用すれば奇跡のような能力を発揮します。しかし使用者の精気を吸うので
精気が少なかったり、コントロール出来なければ干からびて死んでしまいます。
宝具(ぱおぺえ)の中でも七つしか存在しない「スーパー宝具(ぱおぺえ)」があるのですが
化血神刀は入っていません。
封神演義に登場した余化の武器である化血神刀にまつわるお話です。
化血神刀を持つ余化は哪吒(ナタ)と何度か戦い敗走しています。
次こそは勝ちたいと願い、師である「余元(よげん)」の元に向かいます。
師の元で鍛えた刀こそ「化血神刀」であります。
毒を使い鍛えた化血神刀で斬られた宝具を持たない普通の人間は少し斬られただけで即死をしてしまいます。
この毒は麻痺毒にもなっており、宝具を身に着けて生まれてきた哪吒(ナタ)でさえも一撃で動けなくなりました。
この刀(化血神刀)の効果により周軍は少なくない被害を受けました。
しかしヨウゼンというものがわざと毒をくらいます。
そしてヨウゼンの師である玉鼎真人に相談をして余化から毒の薬を盗みます。
その薬を使い哪吒(ナタ)を解毒させます。
余化の動きを見ていた哪吒(ナタ)は毒を無効化して余化を倒しました。
哪吒(ナタ)はこの戦いの後に三面八臂の姿を手に入れました。
化血神刀を持つ余化は物語を引き立てるわき役として活躍をしていました。
毒を刀に仕込むことは命を懸ける戦争において確実に仕留めるための策として有効な手段であると
思います。余化は悪役というよりは戦略的に力の差がある哪吒(ナタ)に勝つために手段をえらばなかった
だけであると予想します。
毒属性
アニメ・漫画
「封神演義」にて登場する「余化(よか)」が使う宝具(ぱおぺえ)が化血神刀です。
形状はビーチボール状で、投げると刃物が飛び出し回転しながら敵を襲うとされています。
しかし使われているシーンは確認できませんでした。余化の紹介がされているページにはこう書かれている。
「殷の将軍 その正体は趙公明の弟子の妖怪仙人。ぽっと出の噛ませキャラだが黄天化にフラグを付けるなど能力が要注意」
あまり物語では化血神刀の活躍を見れないかもしれません。
ゲーム「鬼斬(おにぎり)」にて化血神刀が登場しています。