クルタナとは?登場神話、持ち主や武器にまつわる伝説・逸話を紹介|GOD WEAPONS-伝説武具擬人化図鑑-

クルタナ

光属性

種類西洋剣

名前クルタナ

所持者イギリス王家

登場神話イギリス史

属性光属性

武器制作者不明

慈悲の剣

クルタナとは、イギリス王家に代々伝わる剣の名称であります。

名前の意味はラテン語の curtus(短くされた、詰められた)に由来しており、

その由来通り切っ先がありません。

王家の象徴 慈悲の祈り

慈悲の剣「クルタナ」は剣自体は相手を傷つけることは出来ないですが、

イギリス王家の象徴であり、儀式用の剣であります。

クルタナに込められた人々の祈りが様々な力になり

国を繁栄させると考えられています。

異名

無先刀 

無鋒剣 

イギリス王家の聖剣

素材、作り方

クルタナの素材や作り方は不明です。

剣の発祥も不明なクルタナは1000年という長い歴史を持つ剣である為、

独自の製造方法があると考えられます。

伝説上のクルタナはローランの剣デュランダルや

シャルルマーニュの剣ジョワユーズと同じ材料、

同じ製法で鍛えられたとされています。

クルタナの総合力

- クルタナとは -

クルタナとは、イギリス王家に代々伝わる剣の名称であります。

名前の意味はラテン語の curtus(短くされた、詰められた)に由来しており、

その由来通り切っ先がありません。

 

その形は相手を傷つけることが無い事を表しており、

慈悲の剣とも呼ばれています。

現存するクルタナは身幅5cm、全長80cmほどの大きさで、

最大の特徴は剣先が無い事です。

 

戴冠宝器の一つでもあり、イギリス王の戴冠式等において用いられています。

1000年もの歴史を持つクルタナですが、

ピューリタン革命で一度失われており、

チャールズ2世の代にて作り直されています。

現存しているクルタナはロンドン塔の宝物館に展示されています。 

 

イギリス王家とは、王としての実権を取るために戦うことで

勝ち取ってきた地位の事をいいます。日本は皇家でありますが、

これは血統で受け継がれるものであります。

 

イギリス王家にとって剣とは様々な物を表す道具であります。

戦いの誇りを表す物として、国の繁栄を表す物として

剣を国の宝器にしています。

日本も同じ様に皇室が代々所蔵している草薙剣が宝器であります。 

 

デュランダルとは、フランスの叙事詩「ローランの歌」にて

登場するローランが持つ聖剣であります。

直接的な関係は無いと思われますが、

エピソードの一つにデュランダルの剣先が折れて、

その剣はコールタンと呼ばれる様になります。

 

イギリス王家は剣先が無い剣をこのエピソードと名前にちなんで、

コールタンが軟化してクルタナにったのでは無いかと考えられています。

 

戴冠宝器とは、141点にもなるイギリス王家の儀式用の物品の事であります。

王冠、指輪、剣など、式典の際に身に着け、着込む物が主であります。

 

その中にクルタナ(慈悲の剣)を始めとする剣が他に4つあります。

それが、聖界正義の剣、俗界正義の剣、献納の宝剣、国剣、であります。

王家を象徴する代表的な物であります。

- クルタナの逸話や伝説 -

イギリス王家に伝わる聖剣クルタナにまつわるお話です。 

 

イギリス王家が所有するクルタナは国を象徴する剣の一つです。

クルタナは約1000年もの歴史を持っています。

しかし剣の発祥については詳しくわかっていません。

 

武器としてでは無く、

儀式用として戴冠式では王に捧げられる形で使われたそうです。 

 

ピューリタン革命の際に王家の象徴であるとしてクルタナは破棄、

または誰かに持ち出されてしまっています。

その後、再び王家が復活した際にクルタナは新たに作成されました。

 

それは絵画などに描かれたものなどを参考に作られたものでした。

クルタナの最大の特徴は剣先が無い事です。

相手を傷つけることが出来ない剣は、

その形から慈悲の剣と呼ばれるようになったとされています。

 

クルタナの名前の由来等に深く関わるとされているのがフランス最古の叙事詩

「ローランの歌」にて登場するデュランダルと呼ばれる聖剣です。

物語の最後のシーンにて勇者ローランは敵に聖剣デュランダルを渡すまいと

山頂にある大理石に剣を叩きつけて折ろうとします。

 

しかし大理石を真っ二つに下だけで剣は折れてなかったとされていますが、

もう一つ伝承が残っております。剣は折れてなかったが、

切っ先は欠けてしまっていました。

 

その切っ先が欠けたデュランダルの事を

コールタン(短い剣の意味)と呼ぶようになったそうだ。

そのコールタンという名は時が立ちクルタナと言う名前に変化して

現在に伝わったとする説もあります。

 

イギリス王家が切っ先がない剣を国の象徴にしようとした際は

このローランの歌を参考にしたのかもしれません。

しかしデュランダルがクルタナと言われればそれは違うようです。

 

それはあくまで剣の名声を高める為の伝承である可能性が高いからです。

他の伝承には剣先を天使によって破壊されたなどもあるので、

イギリス王家の宝器の名声を高めるためのお話であると考えられています。

- クルタナの属性 -

聖属性

- 登場アニメ・登場ゲーム -

アニメでの活躍を確認できていません。 

 

小説

「とある魔術の禁書目録」にて「カーテナ=オリジナル」という

クルタナが元ネタの剣が登場しております。

 

作中での剣の能力は、身体能力向上と全次元切断術式の発動を可能にして、

他を寄せ付けない力を見せています。 

 

ゲーム 

「ブレイブソード✕ブレイズソウル」にてクルタナが

擬人化して登場しております。

スキルに「慈悲なる天使は謳いあげる」は

敵全体に高いダメージと一瞬だけスピードを狂化する事が出来るそうです。 

 

「ファイルファンタジーシリーズ」にてクルタナが登場しております。

シーフが装備出来る最高の片手剣であったそうです。

その他の西洋剣の神武器