布都御魂剣とは？登場神話、持ち主や武器にまつわる伝説・逸話を紹介|GOD WEAPONS-伝説武具擬人化図鑑-
光属性
布都御魂剣とは、日本の神話に伝わる伝説の霊剣として知られています。
神代三剣の一つであり、神武天皇がタケミカヅチより
賜った剣とされています。
あらぶる神を鎮める力を持ち、その神威で熊野の悪神の毒気を払い、
肉体を活性させる力を発揮できるとされています。
荒ぶる神を鎮める能力と、毒気を払うことが出来ます。
また肉体を活性化させる力も持つとされています。
物を断つときの音が名前の由来になっているだけあり、
大変切れ味が良いと考えられています。
韴霊剣
佐士布都神(サジフツノカミ)
甕布都神(ミカフツノカミ)
平国之剣（くにむけしのつるぎ）
神話における布都御魂剣は建御雷神(タケミカヅチ)が
作成したとされていますがどのように作られたのかは不明です。
現存している物は形状は内反り
（通常の日本刀とは逆に刃の方に湾曲）の片刃の鉄刀であります。
柄頭に環頭がついており、全長は約85cmくらいだとされています。
布都御魂剣とは、日本の神話に伝わる伝説の霊剣として知られています。
神代三剣の一つであり、神武天皇がタケミカヅチより
賜った剣とされています。
あらぶる神を鎮める力を持ち、その神威で熊野の悪神の毒気を払い、
肉体を活性させる力を発揮できるとされています。
名称にある「ふつ」とは「断ち切る際の音」を表しており、
非常に切れ味が良かったとされています。
神代三剣とは、日本の神話に伝わる神剣であります。
1.天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)
2.天羽々斬(あめのはばきり
3.布都御魂剣(ふつのみたまのつるぎ)
建御雷神(たけみかづち)とは、日本の神話に登場する神の一柱であります。
雷、地震、剣を司る神とされており、
布都御魂剣を高倉下(たかくらじ)に渡して、
神武天皇の元へ運ばせました。
高倉下(たかくらじ)とは、日本の神話に登場する人物であります。
建御雷神(たけみかづち)より賜った神託と霊剣である布都御魂を
神武天皇の元へ運んだ人物でもあります。
高倉下(たかくらじ)は夢の中で天皇に剣を持っていけと、
神託を受けたとされています。
神武天皇(じんむてんのう)とは、日本の初代天皇であり、
日本国を建国した人物として知られています。
高倉下(たかくらじ)より賜った布都御魂を使い、
神の怒りを鎮めて味方の活力を得させ、
戦争を勝利に導いた人物でもあります。
日本神話に伝わる伝説の霊剣である布都御魂剣にまつわるお話です。
日本の神話に登場する剣として有名なのは、
草薙剣（くさなぎのつるぎ）や十握剣（とつかのつるぎ）であります。
この剣に匹敵する日本神話に登場する剣が
布都御魂剣(ふつのみたまのつるぎ)であります。
あまり聞き慣れない剣ではありますが、
あの剣神でもある建御雷神(たけみかづち)が神武天皇に授けた
霊剣であるとされており、先程紹介した剣に匹敵する剣と考えられます。
この剣にまつわる神話では、
神武天皇の部下に高倉下(たかくらじ)が夢の中で見た光景が
キッカケとなっております。
その夢では天照大神，高木ノ神，建御雷神が話をしており、
高倉下はその場にいて話を聞いておりました。
その内容は、下界の神武天皇に援助をしようという話が行われていました。
建御雷神を下界に派遣しようと話が纏まりつつあった時、
建御雷神は「その必要はない。我が太刀を与えようぞ」と言って、
高倉下を見ます。
そして「目を覚ましたら倉を探せ」と告げられた高倉下は朝、
目を覚ますと倉に向かいました。
すると、倉には夢の中で話していた剣が置いてありました。
その剣が布都御魂剣と呼ばれる霊剣であり、
神武天皇を援助する最強の剣であります。
神武天皇一行が紀伊の熊野に到着したときに、
どこからともなく現れた大熊（悪神の化身）の魔力を退ける事が出来、
悪霊や毒気を消し去る事、神々の怒りを鎮める事が出来る剣として
神話に残っております。
神武天皇はこの剣を用いて大和を平定したとされています。
その事から布都御魂剣の事を
別名平国之剣（くにむけしのつるぎ）と呼ばれる事もあります。
聖属性
アニメ
「シャーマンキング」にて主人公である麻倉葉の霊媒として
「フツノミタマ剣」が登場しております。
麻倉葉の大技である「スピリットソード」の要になっています。
ゲーム
「ゆるドラシル」にて布都御魂剣が登場しております。
剣の解説には「どのような物質でも断つ事が出来る」とされています。
「剣が刻」にて布都御魂がキャラクターにて登場しております。
長く白い髪の美青年として描かれており、
彼が持っている武器が布都御魂剣だと考えられます。
しかしデザインは薙刀であります。
