妖刀村正とは?登場神話、持ち主や武器にまつわる伝説・逸話を紹介|GOD WEAPONS-伝説武具擬人化図鑑-

妖刀村正

闇属性

種類日本刀

名前妖刀村正

所持者真田幸村

登場神話三河物語

属性闇属性

年齢

武器制作者千子村正

斬味凄絶無比

妖刀村正とは、千子村正(せんごむらまさ)と呼ばれる刀匠が作ったのを初めとする

村正と名の付く日本刀は日本刀史上最も有名な刀、刀匠であります。

斬味凄絶無比と呼ばれるほどの切れ味から妖刀と呼ばれる所以もあります。

斬味凄絶無比 徳川特攻

人体を豆腐の様に切ることが出来る恐ろしいほどの切れ味です。

村正を手にしたものはその切れ味から人を斬りたくなる衝動を抑えられなくなる。

 

また徳川家に由来するものに対しての特攻を持っておりさらに切れ味が増すことがあるそうだ…

 

異名

凄絶

呪いの妖刀

斬鉄剣

 

素材、作り方

日本刀を作る際に用いられる素材は一般的に「玉鋼」です。 村正も基本的な素材は変わらないと言われていますが、村正は他の日本刀と比べると炭素の量が多いのです。 炭素が多いと刀は固く強靭で鉄さえも切れたと言われています。

妖刀村正の総合力

- 妖刀村正とは -

妖刀村正とは、千子村正(せんごむらまさ)と呼ばれる刀匠が作ったのを初めとする

村正と名の付く日本刀は日本刀史上最も有名な刀、刀匠であります。

斬味凄絶無比と呼ばれるほどの切れ味から妖刀と呼ばれる所以もあります。

 

千子村正とは、1500~1600年の後半に弟子も含めて何代にも渡って刀工として活躍した人物です。

千子村正は独学で刀を作っていたが、千子村正が聞き入るほどの鍛冶音を立てる鍛冶師に惚れこみます。

この鍛冶師も有名です。千子村正はその鍛冶師に弟子入りをお願いして三年間しっかりと修行します。

その後は師匠もかなわぬほどの集中力で刀を作り、刀を作っている時は飯も食わず、人とも話さず

取りつかれたように作業をしたと言います。

千子村正は刀に「切れるように、強く」切れることだけを願い刀を作っていたそうです。

そうして出来上がった刀は、まるで意思を持つように「切ろう」と訴えかけてくるほどの迫力があるそうです。

造り手の思いも妖刀と呼ばれる一つの説です。

 

村正の刀の特徴とは、刃文(刀の模様)が裏表で揃っているのが独特であります。

このことを村正刃(むらまさば)または千子刃(せんごば)と言います。

1596年以前の刀を古刀と言いますが、その古刀の中では珍しい刃文であるために

村正は他の刀と見分けがつきます。

この刃文を見た人はその繊細さと奥深さに引き付けられ体の内側からぞくっとした震えを感じる人もいる。

それだけ美しく恐ろしい刀であります。

- 妖刀村正の逸話や伝説 -

村正にまつわる逸話や伝説についてお話ししていきます。


 


村正は大量生産された垢ぬけない実用品だった説があります。


室町時代から江戸時代に今の三重県にて活躍した刀工集団の名称が村正でした。


彼らによって作られた刀は村正と呼ばれます。


実は村正と呼ばれる刀は「妙法村正」と呼ばれる刀以外は美術館などでは展示されていません。


なぜなら美しさよりも実用的で戦に役立つ刀として作られているため、


目利きからは垢ぬけない、やはり日常使い用として見られているからだそうです。


 


妖刀として呼ばれる所以は様々ありますが、一番妖刀として有名になったお話に


徳川家とのかかわりがあります。徳川家代々に傷をつけたのはすべて村正だったという説もあります。


家康の祖父が家臣に殺害されたとき、家康の父が家臣に襲われたときも、家康が怪我をした槍も


すべて村正が使われていました。あの槍の使い手として有名な真田幸村も所持していたとされています。


ちなみに真田幸村は徳川に敵対しました。そのせいで徳川家は村正に負のイメージを持っています。


やがて徳川家は村正の所持を禁止にする策を講じ、


次第に村正は妖刀として徳川から退ける風潮を作り上げていったのではないかと予想しています。


ただ家康本人も所持していたと記されている文献もあるそうで、


村正の所持禁止にはなにか別の思惑もあったのかもしれません。


 


村正の伝説


川下に正宗と村正の刀を川上に刃を立てて、川上から木の葉を流します。


木の葉はすべて、まっすぐ村正の方に流れ真っ二つに斬られます。


何度やっても、位置を入れ替えても村正の方に木の葉は流れて行きます。


妖刀と呼ばれる所以は様々あり、誇張されている物や偽りもあるでしょうが


それだけ村正が日本刀の中で影響力を持つ刀だということです。


妖刀と呼ばれ慕われているのは今だけで、昔は恐ろしいイメージを本当に持たれていたのかもしれません。

- 妖刀村正の属性 -

闇属性

- 登場アニメ・登場ゲーム -

アニメ 「村正」手塚治が原案、構成を手掛けたもので、藁人形に刺さっていた妖刀村正を手にした武士が、

その切れ味を試そうと次々と藁人形を斬っていきます。しかし、斬られると藁人形は

人間の姿になります。そういった物語を通して、核の均衡の上に成り立つ平和に対する警鐘を鳴らす

作品だそうです。

 

「Fate/Grand Order」にて登場する千子村正(せんじむらまさ)として登場しています。

彼は鍛冶師で、彼が鍛えた刀は徳川に対して特攻性を持つとされています。

 

ゲーム

「朧村正」PSvitaにてプレイすることが出来るゲームに

村正が妖刀として登場し、物語のキーアイテムとして活躍しています。

妖刀村正に秘められた奥義を極めて妖怪を倒していくゲームになっているそうです。

 

「パズドラ」にて登場する徳川家康が持つ刀は「妖刀・紫天雲村正」という

刀で登場しています。家康が持っていた刀は村正なのかもしれませんねえ、

人を斬りたくなる刀は徳川に不幸をもたらしました。村正は徳川と切っても切れぬ存在なのだと感じます。

ちなみにこの武器の効果に敵を猛毒にすると書かれております。

切れ味の良い刀と毒は相性がいいと思います。

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