ザグレウスの心臓とは、ギリシア神話に登場するゼウスとベルセポネーとの間に設けた息子ザグレウスは
ゼウスの寵愛を受けていた。それに嫉妬したヘラがティターン一族に報復を頼み、
その後、ザグレウスは襲われてしまい体をばらばらにされて食べられてしまいます。
しかし心臓はアテナに救われます。その心臓の事を指します。
輪廻転生をするための魂の結晶とされています。
別の体で神が生き返る事が出来るとされています。
輪廻転生の起源
ザグレウスの心臓が素材になります。
作り方は不明です。なぜ心臓だけ食べられなくて、動いていたのかはわかりません。
ザグレウスの心臓とは、ギリシア神話に登場するザグレウスはゼウスの寵愛を受けていました。
それに嫉妬したヘラがティターン一族に報復を頼み、
その後、ザグレウスは襲われてしまい体をばらばらにされて食べられてしまいます。
しかし心臓はアテナに救われます。その心臓の事を指します。
ザグレウスとは、オルフェウス教と呼ばれる秘教集団に伝わる人類想像神話に登場する少年神です。
ギリシア神話においてゼウスとベルセポネーとの間に設けた息子とされています。
大蛇の姿でゼウスに伴い全宇宙を継ぐ存在としてゼウスより寵愛を受けていました。
ティターン族とは、ギリシア神話に登場する古の神々の事を指しています。巨大な体を持ちます。
ゼウスの父親クロノスはティターン族のリーダーとしてゼウスと争います。その争いの事をティタノマキアといい
10年も続く戦いになったとされています。
ディオニューソスとは、ギリシア神話に登場する葡萄酒と酪酊の神とされています。
ザグレウスの心臓を食べたゼウスとセメレの間に生まれた子とされて輪廻転生をしたといわれています。
そのためディオニューソスの心臓はザグレウスのものであるとされています。
ザグレウスの心臓にまつわるお話をお伝えします。
最高神ゼウスと処女神ベルセポネーとの間に生まれたザグレウスは父と母の神としての力を
強く受け継ぐ為、神々に深く愛されました。
それを知ったゼウスの妃であるヘラは嫉妬心が強くザグレウスの存在を面白く思いませんでした。
ヘラはティターン族と策を講じてザグレウスを襲います。
そして、ザグレウスの体をばらばらにすることに成功します。
ティターン族に体を食べられたザグレウスですがたまたま心臓だけはアテナに救出されて
ゼウスの元に届けられました。
ゼウスは大変悲しみます。その心臓をゼウスは体に取り込んだ後、セメレーと交わって出来た子供はディオニューソスといい、
その心臓はザグレウスのものであるとされています。
ゼウスは雷でティターン族を焼き払います。その灰が人類になったとされています。
この灰はザグレウスを食べたティターン族の肉が焼かれていたので
人類は死んで魂が天に上りそこでとどまることをせず再び別の命でよみがえることを指しているそうです。
この繰り返しを抜け出すためにはティターン族の要素を消していかなくてはならないと記されています。
ザグレウスの死後、ディオニューソスに輪廻転生して、ゼウスが焼き払った灰で出来た人類も輪廻転生、
縛られた人生へと繰り返されるということが描かれています。
ベルセポネーと交わる際にゼウスは蛇の姿で交わったとされています。
蛇はウロボロスや輪廻を象徴します。生まれたザグレウスは蛇の姿でゼウスに伴い
様々な神の寵愛を受けます。
ザグレウスの誕生と死を通したエピソードは農耕サイクルと人類の創造、輪廻を描いた
オルフェウス教における大事なシーンだと思います。
聖属性や闇属性
アニメ・ゲーム共に確認できませんでした。
タロット占いのスプレッドにギリシア神話をモチーフにした「ザグレウスの心臓」があります。
人生の生き方や信条を占う際に使われるスプレッドだそうです。