ブリュンヒルデの腰帯とは、北欧神話に登場するワルキューレ(戦乙女)の1人であるブリュンヒルデの身につけていた
腰帯であります。神話ではシグルズがブリュンヒルデから奪ったのが腰帯として記されています。
それ以外に腰帯の事に記されている事が無い為能力は不明ですが、
シグルズとの恋物語を引き立てるアイテムとして重要な能力を持つと考えられています。
身体能力と筋力の上昇をする能力が腰帯にもしあるとしたらこの2つが考えられます。
シグルズが奪う程のアイテムなので戦乙女が白鳥になって空を飛ぶためのアイテムである
天女の羽衣と言われる神宝が腰帯になっていたのかもしれません。
ブリュンヒルデは炎に囲まれた屋敷にて眠りについていた為、炎耐性もあるかもしれません。
鎧を束ねる帯
ブリュンヒルデの鎧
素材、作り方共に不明です。
着用者の力や身体能力が上がる聖なる加護がかかった天上にある素材だと考えられます。
生地は羽衣のように薄いものではなくしっかりと鎧を束ねることが出来る丈夫な物であると考えられます。
ブリュンヒルデの腰帯とは、北欧神話に登場するワルキューレ(戦乙女)の1人であるブリュンヒルデの身につけていた腰帯です。
神話ではシグルズがブリュンヒルデから奪ったのが腰帯として記されています。
それ以外に腰帯の事に記されている事が無い為能力は不明ですが、
シグルズとの恋物語を引き立てるアイテムとして重要な能力を持つと考えられています。
また文献によっては腰帯ではなく鎧として記されており、
シグルズは眠ったままのブリュンヒルデから脱がして奪ったとされています。
この腰帯はあくまで予想ですが天女の羽衣のような効果があったのでは無いかと予想しています。
なぜならワルキューレ(戦乙女)は神話では神が作った天上に存在する者たちです。
彼女らは空を飛ぶための羽衣を持つとされています。
シグルズは惚れた美しいブリュンヒルデを逃さない為に装備してあった腰帯・鎧を盗んだのではないかという説も考えられます。
ブリュンヒルデとは、北欧神話に登場する半神のワルキューレの1人であります。
ブリュンヒルデの言葉の意味は「輝く戦い」であります。
ワルキューレの中では一番の知名度を持つとされており「ニーベルングの指環」にて
シグルズらと繰りひろげた愛憎劇は多くの人に知られています。
神話ではオーディンに逆らい、怒りをかったことによって理想の相手が自ら現れるまで眠りにつく呪いをかけられます。
クリームヒルトとは、記憶を失ったシグルズと結婚する人物として神話では記されています。
クリームヒルトとブリュンヒルデはシグルズについて口論をしたあとにブリュンヒルデはシグルズを死に追いやります。
三角関係の愛憎劇を広げた物語の重要人物として神話に記されています。
シグルズとは、ジークフリートの名前で知られる北欧神話に登場する人物であります。
神話では「竜殺しの英雄」として語られており、「二―ベルゲンの歌」「ウォルスンガ・サガ」「詩のエッダ」
などの様々な文学作品でたびたび登場しています。
ブリュンヒルデの腰帯を奪った人物としても知られています。
ワルキューレの一人であるブリュンヒルデが持つとされた腰帯にまつわるお話です。
ブリュンヒルデは戦乙女(ワルキューレ)として半神の美しい女性です。
予言の力とルーン文字の知識と魔術の知識に詳しいとされています。
そんな彼女があるとき主神オーディンの命令に背いてしまったために呪いをかけられ眠ってしまいます。
その呪いは理想の男性が目の前に現れるまで解けることが無い呪いでした。
さらにブリュンヒルデが眠る場所は普通の人間は入ることが出来ない炎に囲まれた館の中で眠ることになりました。
そんな彼女の元をシグルズという男が訪ねてきます。
シグルズは竜殺しの英雄として名を馳せていた英雄であります。
そんな彼は炎の壁を飛び越えて館に入るとそこに眠るブリュンヒルデを見つけ驚きます。
あまりの美しさにシグルズは彼女を逃がさないなどの理由から、ブリュンヒルデが身に着けていた腰帯を奪います。
そして眠ったブリュンヒルデに向かって愛の言葉をささやくと彼女は眼を覚ましその言葉を受け入れました。
そして二人は結婚の約束を誓います。しかしシグルズはこの結婚を破棄してクリームヒルトという女性と結婚します。
シグルズはブリュンヒルデと出会った記憶を消されてしまったせいもあり別の女性と結婚してしまいました。
そしてブリュンヒルデも結婚をしていました。
その相手はグンナルと言い、ブリュンヒルデは炎の壁を越えた勇気あるものとしてグンナルと結婚しました。
実は炎の壁を超えたのも、愛の言葉をささやいたのもグンナルに変装していたシグルズだったのです。
グンナルは炎を超えることが出来なかったのでシグルズに変装をして炎を飛び越えて欲しいとお願いしていました。
ブリュンヒルデはシグルズが変装したグンナルを好きになったのです。
しばらくは平穏な生活を送っていたのですが、シグルズの妻クリームヒルトと対決したことがきっかけで
あの時自分を迎えに来た男はシグルズだったことを知るとブリュンヒルデは怒り、悲しみます。
裏切られた思いでいっぱいになったブリュンヒルデはシグルズに復讐をします。
夫のグンナルとその弟にシグルズを暗殺するように仕向けます。
シグルズが暗殺された後、ブリュンヒルデは狂ったように笑いながらシグルズが火葬している所に飛び込み
自ら命を絶ったとして神話では語られています。
シグルズが奪ったブリュンヒルデの腰帯の事に付いてはその後記されておらず、
行方が分からなくなりました。
聖属性
アニメ
「fateシリーズ」にて腰帯は詳しく登場はされていませんが、ブリュンヒルデがサーヴァントとして登場しています。
物語ではシグルズとジークフリートは別のキャラクターとして描かれておりますが、
顔がよく似ているためにブリュンヒルデは彼を殺そうとしています。
ゲーム
「ワルキューレの冒険」にてブリュンヒルデは登場していませんが、
ワルキューレとは戦乙女であるため種族は同じであると考えます。
そしてこちらのゲームに登場するワルキューレは腰帯(ベルト)を着用したキャラクターデザインであります。
映画「ポニョ」こちらの作品には腰帯は登場していませんが、
ポニョの本名がブリュンヒルデという名前で登場していました。